―ネット上にある、匿名での、赤裸々な恋愛の悩みや告白を紹介し、真剣に恋愛について考えるシリーズ企画『非モテ自身』。―
今回の告白者は、「アラフォーの恋愛」について打ち明けています。
アラフォーともなると、男性も女性もある程度の人生経験、社会経験を積み、目が肥えてきています。とはいえ、未だに独身の人も多く、出会いを探しています。
そんな中、同窓会に出たアラフォーの男性が、友人の独身男性について、述べています。
告白が行われたのは、はてな匿名ダイアリー「アラフォー男の勘違い」(関連サイト参照)。同窓会に参加した男性が独身の同級生について語っています。
■告白の概要
アラフォーの独身男性は目が肥えており、優秀な女性としか結婚したいと思っていない。だからこそ独身なのだ。
■告白者のプロフィール
性別 男性
年齢 38歳
備考 既婚、子ども一人、年収900万円
■告白の具体的な内容
告白者の男性は民間企業の研究職についており年収は900万円ほど、既婚者で子供もすでにおり、負け組みではないと自負。しかし、同級生には進学校だったことも関係するのか、キャリア組みでありながらも独身が多く存在しました。
「卒業20周年を記念した高校同窓会に行ったところ、クラスの男子の半数が未婚だったことに驚いた。進学校だったためにキャリア組が多いこと、団塊ジュニア世代で同級生が多かったことや早期結婚を嫌悪する時代背景などの影響だろうが、ここまで未婚率が高いものとは。
好奇心に駆られ、彼らに話を聞く。最初は笑って話題自体を拒絶していたが、当方は高校時代の無口キャラとは異なり、予算折衝や取引先企業へのプレゼンテーションなどを多くこなし、世間で揉まれて多少は口先もうまくなっている。男性達も段々と、
「いい女いない?」「誰か紹介してよ」「いい女はだいたい結婚しているんだよね」などと本音を語り始めた。」
仕事も順調になり、ある程度の人生経験で多くの女性とも出会ってきた年齢であるからこそ、ある程度目が肥え、女性に対しても理想が高くなっています。
そんな同級生に対し、投稿者は冷静かつ客観的な意見を述べていました。
「年食った男は思い込みが激しく客観的判断ができず、感情がぶれやすく加齢臭が臭いのが本当に多い。臭いのに香水や化粧でごまかそうとしているのもいて、余計に臭い。早い人は初老障害が始まるし、身体も壊しがちで、肌も汚く皺が寄ってるし、子供もできにくくできても障害児の可能性が高い。
どうして、そういうのと結婚したいと思う? 客観的な判断のできる優秀な女ほど、避ける。ところが彼らは目が肥えてしまったから、優秀な女としか結婚するつもりはないのだ。」
確かに、なかなか女性が結婚に踏み込むには、難しいかもしれません。
■ライターからの一言
しかし、いくら自分が既婚者で子供もいると言っても、独善的な価値観で同級生や友人をこのように見下す態度をとっていれば、自然と嫌われて非モテになります。彼らも非モテですが、投稿者も仕事場で後輩や女子社員に「えらそうな態度」「人を見下している」と嫌われる非モテである可能性もあります。そしてそれは、自分が無能だと思っている上司からも…。
中間管理職として働き盛り、結婚していようと結婚していなかろうと、もっとも難しい年齢に差し掛かっています。社会経験と仕事のキャリア、プライドが出てくる年齢ですが、自分を冷静に見つめ、激しい思い込みや独善的な価値観を捨てなければ、非モテになります。
(松田)
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(関連リンク)
アラフォー男の勘違い
松田英雄
大阪芸術大学卒業後、フリーライターとしてインターネットを中心に作品が掲載される。グルメ、エステ、ファッションなどを中心に描いているが、独自の恋愛感、男性批判など、若い女性らしい過激な文章を得意とする。
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